以前は畳床=稲わらとされてきましたが、近年では様々な材質の畳床が作られています。
代表的には3種類。全てを稲わらで作った「わら床」。稲わらを上下層に、中層にポリスチレンフォームを挟んだ「わらサンドイッチ畳床」。稲わらを全く使わない「建材床」があります。そのほかにも特殊なものもありますが、基本はこの三種類です。
畳床の種類
- わら床
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わら100%の畳床です。足あたりの感触がが良く、弾力性もあり、素材そのものの重量感があります。断熱効果、保温効果、耐久性に優れています。
- わらサンドイッチ畳床
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わらとポリスチレンフォームのサンドイッチ構造です。わら床のクッション性とポリスチレンフォームの断熱性、そして、軽量化の長所を合わせもった畳床です。吸放性、断熱性、耐久性に優れています。
- 建材畳床1型
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畳ボードのみで構成された畳床。畳ボードだけで構成される為、耐久性に優れ畳床への負荷が大きいところに有効的です。
- 建材畳床2型
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畳ボードとポリスチレンフォームの二層構造になっています。建材畳床の中ではもっとも軽量で、下層にポリスチレンフォームを配置する為、コンクリートの直敷きなどに適しています。
- 建材畳床3型
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畳ボードでポリスチレンフォームを挟んだサンドイッチ構造となっています。湿気などにも強く、ダニ、カビ、害虫も発生しにくくなっている為お勧めするタイプです。