畳の表替えは、表面のゴザを新しい畳表に張り替えて畳の表面を新しくする畳替えです。
裏返しは、表面のゴザをそのまま使って畳表を裏返して張り直すことです。
どちらも畳の芯である畳床に逢着し直し、畳縁は新しい物を使って逢着し直します。
畳の表替えの手順
一、縁外し
古い畳の縁を外します。
二、クセ測り
畳のクセを測ります。
三、畳表外し
古い畳表を外します。
四、張替え用畳表
新しい畳表を出します。
五、ほつれ止め
新しい畳表のほつれ止めをします。
六、機械にセット
新しい畳表を機械にセットし畳を押さえます。
七、逢着
新しい畳表をミシンで逢着します。
八、機械で畳表を引っ張る
新しい畳表の反対側を逢着する前に機械で畳表を引っ張ります。
九、カット
逢着後、寸法どおりに畳表をカットします。
十、畳縁の準備
畳縁の両用機に載せ、定規に合わせます。
十一、畳縁のセット
畳縁をセットします。
十二、平刺し
平刺しを開始します。
十三、縁起こし
縁を起こします。
十四、角の縁たたみ
畳の角の縁をたたみます。
十五、返し縫い
返し縫いをします。
十六、畳の表替えの完了
仕上がりました。