畳本来の感触と機能を回復
畳は年に2回天日干しが理想です。昔はよく畳み干しを行っていましたが、最近は掃除機の普及で大掃除がなくなったとともに、畳干しもなくなってきました。畳を乾燥させるだけではなく床板の湿気も無くし、一緒に家の大掃除も出来ます。
表面にいるカビやダニは殺虫剤や防虫紙で退治できますが、畳の中にいるダニは退治できません。
天日干しは大変な作業ですので、当社は高温加熱殺菌乾燥機を導入、畳本来の感触と機能が回復し、爽やかに生活できます。畳替えと同時に作業していただくと良いです。
畳乾燥はこれで安心!当社にお任せください。
畳殺菌乾燥 1帖 2,160円(税込) リフレッシュ!
表替え時に乾燥させると、さらに爽やかで気分一新になります。
90度で約2時間加熱処理をしたところ、生ダニ率は0%。高温加熱処理により、殺虫・消臭・除湿を同時に行えます。
裏返し殺菌乾燥の場合はイ草保護のため、高温加熱処理は避けたほうがよいです。
殺虫剤などの薬品は全く使用しないのでとても安全です。(畳乾燥と同時に、お部屋の床も自然乾燥させて下さい。)
こんな方におすすめ!
- 部屋の風通しが悪い。
- カビ・ダニが気になる。
- 子供のアレルギーが気になる。
- 今までに一度も畳を上げた事がない。
- 家の中でペット(犬・猫)を飼っている。
- 畳の上にカーペットや敷物を敷いている。
- 畳を干したいけれど場所がない。
乾燥の注意事項
- 化学床は乾燥できません。
- 水浸しの畳は乾燥では直りません。
- 裏返しの場合は乾燥できません。
畳には吸湿・放湿・通気性があります。
吸湿はワラ床1枚あたり500~1000CC、6畳で3~6リットルあり、カビやすいといわれるのは、家中の湿気を吸い込んで調湿している証拠です。
和室の日常管理
- 晴れた日には風通しを良くし窓を開け、畳の湿度が上がらないように心掛けましょう。
カビ対策にはお酢も活用できます。
お酢を少量混ぜたお湯を雑巾に含ませ、きつく絞ってから畳を拭きます。
殺菌作用の強いお酢で畳をきれいにすれば、畳に発生したカビを除去することが可能です。
お酢入りのお湯で掃除した後は、乾いた雑巾で必ずから拭きをして下さい。 - カビは湿度の高い梅雨から夏まで、降雪の時期にやはり湿度を下がるのが一番効果的です。
除湿機とエアコンを上手に使い分けし、生活中はエアコンを使用し、部屋にいない時は除湿機をお勧めします。 - 大型家具と壁の間に結露などで湿気がこもるので、5cmほどの風の通り道をつくる。
結露が出るとカビの原因となり、ダニが繁殖しやすくなるので注意が必要です。 - 畳の上にマット(上敷き)を敷いてしまうと、カビが好む環境なので避けるべきです。
湿度と、温度が揃った好条件の環境で繁殖を活性化させます。
ですから畳の上には何も敷かないのが有効なカビ対策です。
畳の下に新聞を敷くのは湿気がたまりやすいので、できるだけ敷くのは避けてください。
- ご家庭で簡単に出来る畳の乾かし方
- 畳を少し持ち上げ、空き缶などで支え、畳裏と床板にかぜを通すだけでも効果的です。
- カビが発生した場合の対処方法
- 消毒用アルコール(エタノール)を霧吹き等で畳に噴霧して下さい。乾いたら畳の目に沿ってカビを浮き上がらせ、掃除機で吸い取ってください。その後に再度、消毒用アルコールを染込ませた雑巾で吹き上げてください。
- 長持ちさせるには
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- 掃除機は畳の目に沿って静かにゆっくりとかけましょう。
- 直射日光を防ぐ。
- 洗濯物を畳部屋に干さない。
- ホットカーペットによる乾燥しすぎに注意。
- 畳表は3~4年で裏返し、4~5年で表替え。
新畳の交換
藁床(わらどこ)は昔から日本の住宅で使われてきた伝統的な本来の畳です。しかし現在の高気密・高断熱の住まいは湿気を吸収しない建材が多用されていますので、吸湿性がある畳だけに負荷がかかりすぎる傾向があります。湿気を吸った畳床と適度な温度がダニの発生を好んでしまいます。藁床から湿気を吸わない「建材床」に交換する方法もありますのでご相談ください。
- 「建材床」
- わらを一切使わず、ポリエチレンと木質繊維ボードを使用した畳床です。軽量で低コスト、主にマンションやアパート等に多く使用され、断熱性に優れ軽量で水を吸収しないうえに、工業製品なので品質が安定しており、ダニ等が発生しにくいことが特徴です。
- 畳床の選び方
- 畳床には大きく分けて「稲わら畳床」、「稲わらサンドイッチ」、「建材畳床」の3種類があります。使う用途や住まいの条件に合った素材を選ぶことが大切です。
畳職人としての技術を磨き、安全で安心な畳をお届けします。